江戸小紋三役の鮫(さめ)を海の波と見立て、霰(あられ)で全体を覆って
「夜の海に降る雪」を表現しています。
夜を表現するために地色は黒としましたが、若々しく派手で大胆な柄配置の
江戸褄腰高模様(えどづまこしたかもよう)を用いることと、
光沢のある生地を選ぶことによって、全体の印象が地味になりすぎないようにしました。
また、八掛は表地と同じ生地、地色に霰(あられ)柄で作成して仕立てました。
スワロフスキーを散りばめたり、金銀糸で刺繍を入れれば
さらに華やかなきものとしてお楽しみいただけます。
共生地の八掛(黒の地色にあられ柄)です。